2015年ベストディスクを発表します! Part.6(1位~5位)

今年のベストディスクの発表もこれがラストの更新です。

1位〜5位の最後の5枚です。

では。 

 

5位:ACO『Valentine』

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ACOさんの2年ぶりとなる10枚目のオリジナルアルバム。バンドに中尾憲太郎氏(Ba)や柏倉隆史氏(Dr)、ゲストミュージシャンにくるり 岸田繁氏を迎えて完成したこの作品は、エレクトロな要素は残しつつも、フォーキーなテイストでまとめられており、比較するのもどうかって話だと思いますけど、Adeleの新作などと並んで語られてしかるべき傑作だと思います。くるり 岸田氏とのデュエット「未成年」の儚さには一発でやられました。

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4位:NOT WONK『Laughing Nerds And A Wallflower』

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苫小牧の3人組、NOT WONKのデビューアルバム。ここまで瑞々しい感性を感じさせるバンドは久しくいなかったかなと。ただただ聴いていてワクワクする。グッと初期衝動の詰まったサウンドは、2015年のいろんな思い出とともに記憶される気がしています。

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3位:Deafheaven『New Bermuda』

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DeathwishからEpitaph傘下のレーベルへ移籍してリリースされたDeafheavenの3rdアルバム。5曲47分という長尺の楽曲構成の中には、よりブラックメタルに接近したようなアグレッシヴなパートと、よりシューゲイザーに接近したような幽玄なノイズパートを緻密に構成し、さも北欧のバンドであるかのような極寒のサウンドスケープを表現している。期待していたアルバムだったけど、その期待を大きく上回ってくれたという感動が大きいです。

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2位:bacho『最高新記憶』

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姫路のbachoというバンドが13年かけて作り上げた1枚のフルアルバム。彼らが歌うストレートな楽曲がどれだけ多くの人の心に火を灯したか、それが今年は本当に希望だったと思います。ただ"エモい"という言葉では表現しきれなくて、bachoというバンドがいかに真摯に、そして不器用にやってきたか。その結晶です。棺桶まで持って行きたい大切なアルバム。

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1位:Sufjan Stevens『Carrie & Lowell』

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今年はもうこれっす。自身の母と義父の名前をタイトルに冠し、プライベートなテーマをベースとしながら社会的な内容まで踏み込む批評性と、Sufjan自身の弾き語りをベースとしながらも、様々な電子音やノイズを取り入れた先進的なサウンドプロダクション。はっきり言って無敵でした。私の選ぶ2015年のベストアルバムです。

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01位:Sufjan Stevens『Carrie & Lowell』
02位:bacho『最高新記憶』
03位:Deafheaven『New Bermuda』
04位:NOT WONK『Laughing Nerds And A Wallflower』
05位:ACO『Valentine』
06位:Discharming Man歓喜のうた』
07位:Refused『Freedom』
08位:Have A Nice Day!!『Dystopia Romance』
09位:Hiatus Kaiyote『Choose Your Weapon』
10位:おやすみホログラムおやすみホログラム
11位:High on Fire『Luminiferous』
12位:OMSB『Think Good』
13位:Between the Buried and Me『Coma Ecliptic』
14位:Alabama Shakes『Sound & Color』
15位:ゆるめるモ!『YOU ARE THE WORLD』
16位:Baroness『Purple』
17位:前野健太『今の時代がいちばんいいよ』
18位:Coheed and Cambria『The Color Before the Sun』
19位:David Gilmour『Rattle That Lock』
20位:VIVISICK『NUKED IDENTITY』
21位:The Weeknd『Beauty Behind the Madness』
22位:本日休演『けむをまけ』
23位:Ghost『Meliora』
24位:Tame Impala『Currents』
25位:Steven Wilson『Hand.Cannot.Erase』
26位:Kylesa『Exhausting Fire』
27位:Faith No More『Sol Invictus』
28位:快速東京『レッドブル―』
29位:Hurts『Surrender』
30位:Burgh『テクノ・ナルシスのすべて』