2014年の個人的ベストトラック(2 of 2)
2014年のベストトラック、残りの5曲も発表しておきます。自分としては、1位と2位の2曲がズバ抜けていました。
6位〜10位はこちら。
5位:Antemasque「4AM」
At The Drive-Inっぽいとかいう表現で表せるレベルじゃないです。Cedricの性急なボーカルとOmarのメロディックなギターをコンパクトにまとめあげてFleaのベースでブリブリに仕上げるという、痒いところにピタリと手の届く名曲。
4位:Comeback My Daughters「I WAS YOUNG」
Comeback My Daughters 【New Single】『I WAS YOUNG』Trailer - YouTube
メンバーも替わり、自主レーベルも立ち上げ、TKがいま作りたいものを作ったって感じしかない2曲入りシングルのタイトル曲。簡単に言うなら『Outta Here』のフォーキーなテイストと『Mira』ニューウェーヴな質感を適度にミックスした感じが、いまのCBMDの脂の乗った感じを表していると思う。(動画はTrailerなので、後半の曲が"I WAS YOUNG"です)
3位:Foo Fighters「I Am A River」
Foo Fighters - I Am A River - YouTube
「I Am A River」というタイトルも圧倒的すぎるのですが、Foo Fightersみたいな一線のバンドがこういう大陸的なバラードを作ることのネガティヴさを完全に吹き飛ばすレベルのいい曲。いい曲過ぎて困る。
2位:大森靖子「呪いは水色」
この曲も含めて大森さんの『洗脳』というアルバムは、メロディーという武器で勝負に出ていて、しかも圧倒的に勝利してしまっていたわけですけれども、中でもこの曲のメロディーの寸分の隙もない構築美は、いつだって涙を誘います。(公式の動画がないので適当に貼ってますが、CDの音源とは異なります)
1位:平賀さち枝とホームカミングス「白い光の朝に」
平賀さち枝とホームカミングス "白い光の朝に" - YouTube
1+1が10になるとか100になるとか言いますけど、まさにそういう感じのコラボレーションだと思います。平賀さち枝さんの作品にもHomecomingsの作品にもない何かがこの曲には間違いなくあって、どんなシチュエーションにも溶け込めるような万能感漂う名曲です。
[2014年ベストトラック]
1. 平賀さち枝とホームカミングス「白い光の朝に」
2. 大森靖子「呪いは水色」
3. Foo Fighters「I Am A River」
4. Comeback My Dauters「I WAS YOUNG」
5. Antemasque「TBA」
6. きのこ帝国「東京」
7. Galileo Galilei「バナナフィッシュの浜辺と黒い虹 with Aimer」
8. Flying Lotus「Never Catch Me feat. Kendrick Lamar」
9. ゆるめるモ!x箱庭の室内楽「さよならばかちゃん」
10. LOSTAGE「Good Luck / 美しき敗北者達」