BiS最後のニコ生 書き起こし(カミヤサキ編)
# これは、2014/7/3に放送されたニコニコ生放送の番組「BiS最後の生出演!! ひとりぼっちの生放送」内で読まれた手紙部分の書き起こしです。
研究員の皆さんへ
こんばんは、カミヤサキです。
ついに解散まであと5日となりました。少し前まではあと何日あるなーとか思っていたけど、あっという間でビックリしています。
私がBiSに入って約1年、色々なことと簡単に言えないですが、本当に色々なことがありました。企画的にも、精神的も、これまでに経験したことのないことや、見たことのない自分といっぱい出会いました。
私は加入当初、元々ヲタクであったことを気にしなければいいものを、気にし、個性のなさを気にし、とにかく気にしまくりました。
そんな私が変わっていけたのは、初めて青のサイリウムを振ってくれたり、Tシャツを作ってくれたり、叫んでくれたり、リフトしてくれたり、生誕をやってくれたり、100kmを一緒に走ってくれたり、リプライをくれたり、ブログにコメントをくれたり、本当に、研究員のみんなや応援してくれたみんなのおかげです。
普通であることを嫌がっていた私に、お手紙でサキちゃんの良さはそのまっすぐさだと言ってくれたことがとても嬉しかったこともありました。みんなからもらう一言一言が、全部パワーになっていました。時に嫌なこともいわれてムカついたりもしたけど、私はBiSと研究員さんの、独特の近すぎず遠すぎずの距離感がとても大好きです。
最後の全国ツアーも先日終わりを迎えました。最後のツアー、とっても楽しかったです。ODD FUTURE(のMV)で人の上を歩きたいと言って、若干ネタっぽくなりましたが、ライブを重ねていくうちに、いつしか本当に人の上に立ち首を振るようになり、nerveを踊り、左右に移動して、ダイブが自分の新たな武器になりました。
いつも下で支えてくれて、本当にありがとう。横浜アリーナこそ飛びたいものです。
BiSに入って強い自分に出会い、弱い自分にも出会いました。BiSに入るまで何事も中途半端に物事をこなしてきた自分が嫌いでしたが、BiSに入って熱中したこの1年、少しだけ自分のことを好きになれました。
BiSに入れて良かったです。ありがとう!
研究員の皆さん、はんさむズのみなさん、最後までカミヤサキをどうぞ宜しくお願いします。
サキちゃんへ
このお話を聞いたときは、正直僕なんかでいいのかと戸惑いました。イベントで一緒になることしかない立場で、何を伝えたら良いのか、何を書いたら良いのか。ただ、チェキ担当として感じたことはたくさんあったので、ペンを取らせていただきます。
最初にBiSと関わったのは11月の広島ナミキジャンクションでした。
BiSの噂は聞いていましたが、ハグをされ、しかもライブ後の汗だくになったオッサン相手に抱かれている光景は、ゾッとするものでした。研究員の皆さん、disってすみません。本音です。しかし、顔色一つ変えず笑顔で対応するメンバーの姿に感動すら覚えました。
4月の沖縄からスタートしたTHE BiS WHO SOLD THE WORLD TOURは、5月の横浜からずっとチェキを撮らせていただきましたね。時にはお客さんが少なかったりして、言葉では強がっていたけど、内に秘めた負けず嫌いな部分も見えました。多かったときは、素直に今日は多かったですねと、本当に嬉しそうに笑ったのを覚えています。
そして、よくサキちゃんからライブを見て下さいと言われました。研究員の一部の方からも一緒にライブを見ましょうよと声をかけていただきました。正直、汗をかいた研究員との接触を恐れ、見ていませんでした。
解散も近づき、6月のファンクラブイベントの二部を初めて通してみました。普段特典会でしかサキちゃんと接触することがなかったので、研究員との会話を聞く印象としては、アニメ好き、コスプレ好き、エビ中好きのヲタハンサムという印象でした。
しかし、この日のライブを見て度肝を抜かれました。ライブ中のサキちゃんは、ステージに立つカミヤサキは、別人でした。本当にカッコ良くてずっと目で追ってしまったことを思い出します。ダイブして研究員の支えで立ち上がったときは、震えました。今でも思い出すと鳥肌が立ちます。
箱推しのつもりでしたが、そのときからサキちゃん推しになったと思います。楽屋に戻ると普通の女子の一面も見せるギャップに、はんさむズが推すのもわかる気がしました。
ダンスがキレッキレで、研究員想いで、時には研究員とぶつかってへこんで、いつもは研究員には見せない強いサキちゃん。
時にはメンバーを守るために向かっていく仲間想いのサキちゃん。
時には裏で涙していたサキちゃん。
それでもステージに立ったときには、超クールなサキちゃん。
自分では気づいていないと思いますが、たくさん光るものを持っていて人間として素敵だと思います。
最後に、サキちゃん推しのはんさむズのみなさま。いつもサキちゃんとの大事な会話に割り込んですいませんでした。勝手ながらいい思い出です。ご一緒した時間は短かったですが、こんなに想いを入れたアーティストはいません。
またどこかでお会いできたら嬉しいです。ずっと応援しております。
エイベックス カミヤサキ チェキ担当 タジマ クニオ