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THE YELLOW MONKEYと私

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本日の0時にTHE YELLOW MONKEYの再結成および全国ツアーが発表されました。

 

自分にとってのTHE YELLOW MONKEYというバンドは、"ロック"という音楽、カルチャーの存在を初めて意識させてくれた存在であります。

小学生の頃(1996年くらい)、今から思えばCDが最も売れていた時代の話。小室哲哉という人が立て続けにヒット曲を生み出していて、実家の近くのアコム(当時はレンタル事業をやってた)で8cmシングルを借りてテープにダビングしてよく聴いていて、その当時のバンドと言えばスピッツミスチル、あるいはGLAYとかLUNA SEAだったわけです。

 

そんなある日、家でミュージック・ステーションを見ていた時に、THE YELLOW MONKEYという人たちがテレビの画面に出てきたんです。(曲はたしか「SPARK」だったと思う)

ボーカルは中性的なメイクをしているし、ベースの人は異様に細いパンツをはいているし、ギターの人はパーマをかけた長髪で胸のはだけたシャツを着ているし、ドラムは上半身裸だし。

それはもう、今までテレビで見てきたバンドとは明らかに違っていて、なにか"イケナイ"ものを見ているという感じを強烈に受けて、どうしようもなく"背徳的"な気持ちになってしまったのです。それはもう、親に隠れてこっそりサンテレビ土曜深夜の"あの"番組(わかる人にはわかる)を見るような気持ちだったわけで、とにかく12歳(童貞)にとってはめちゃくちゃ刺激的だったんですね。

 

これがロックかと。

 

煌びやかで猥雑で、儚くて哀しくて。俺はこういうのが好きなんだって初めて自覚したわけです。(その結果、こんな大人になってしまった、のかもしれない。)

 

中学生に入ってギターを弾き始めて、エマさんに倣って、ギターのボディを右の腰に当ててネックを前に突き出すような弾き方をしてみたりして。そのギターの構え方が、実はエアロスミスというバンドのジョー・ペリーという人の真似だということを知って、そしてエアロスミスも聴くようになって。

でも、高校生の時にバンドは解散してしまって。

 

この再結成が自分にとって歓迎すべきことなのか、頭で考えると正直分かりません。

初めてイエモンをテレビ越しに見た時から20年が経って、大人になって、おじさんになって、たぶん色んなことを知りすぎていて、もうあの"背徳感"を感じることはきっと難しくて、だけど再結成を匂わせるティザーサイトのカウントダウンを見つけたときにはどうしようもなく胸が騒いで、そして嬉しくて。

 

そう、やっぱり嬉しくて。

あの4人がステージ立ったら、きっと最高だって確信ができて。

 

再結成の理由なんてなんだってよくて、メンバーの誰かが死んだら終わりだし、もちろん僕が死んでも終わりだし、だからライブを見るまでは頑張って生きよう、みたいなそんな気分。

 

アンコールはない 死ねばそれで終わり
ストレートに行こうぜ 回り道は嫌い(Four Seasons)