【ATATA全曲レビュー】Brass And Nickel feat. STERUSS 【09】

ONE OK ROCKのコンテストも残り1日というところで、ATATAは2位に転落し100票ほど離されている状況ですが、全曲レビューは構わず続きます。

筋書きのない物語や見たことのない光景に出会うために人生ってあるって思いませんか?

では。

 

Brass And Nickel feat. STERUSS

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アルバムの最後を飾るこの曲は、盟友 横浜のZZ PRODUCTIONのSTRUSSによる客演バージョンである(ちなみに、配信版の『TATAT』にはSTERUSSの客演はなくATATAのみのバージョンが収録されている)。

この曲自体はアルバム発売以前の活動初期段階からライヴでも披露されていて、曖昧な記憶を辿ると、仮タイトルは"シティポップ"だったように記憶している。ライヴにおいてはセットリストの本編最後に配されることが多く、ドラムセットとは別に用意されたフロアタムをボーカルの奈部川さんも一緒になって叩く高揚感溢れるエンディングが、一時期のATATAのライヴの終わりの型であったように思う。

さて、STERUSSの客演について書こう。最初の共演は2011年4月24日に開催されたATATA企画"The Sound Of Fury #1"でのことであり、奈部川さんとSTERUSSの邂逅についてはもっと遡るわけだが、それはこのインタヴューに詳しいので参照されたい。

その後何度かの共演を経て、2013年7月27日 場所は苗場 フジロック2日目のRED MARQUEEステージにてまた共演することになる。そのドラマについては、また別の場で書こう。

初共演時にATATAとSTERUSSがこの曲を演奏した際、STERUSSの2MCはこの曲に自身の"one birth"のリリックを乗せた。そして、レコーディングされたバージョンにも一部"one birth"リリックが残っている。

Five, Four, Three, Two, One

元を辿ればOne、この曲が終わればきっとOne

 今ではワンマン以外のセットリストからは外れることも多い曲かもしれないが、ATATAの歴史を語る上で外せない、いや最もストーリーの詰まった1曲だとも言えるだろう。

 

 

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