【ATATA全曲レビュー】Recito 【02】

 ATATA全曲レビュー、その2を投下します。

その前に、僕が初めてATATAのライヴを見た時の話をしておこうと思います。

初めてライヴを見たのは、2011年2月11日、大雪の柏ALIVEでした。そう、彼らの企画シリーズ"The Sound of Fury"の"#0.5"です。ゲストは、buddhistson・aie・the Shuwaというザ・柏なメンツ。Magnet Coatingの名倉さんにそっくりな人がやっているAT THE DEVU-INがケガのためキャンセルとなるアクシデントにも関わらず、ATATA THE DEVU-INという謎のバンドが出演し"One Armed Scissor"を披露したりと、何だかハチャメチャな印象が強く残っています。今日紹介するのは、その日にも演奏されたあの曲です。

では。

 

 Recito

f:id:deathtofalse:20150309212456j:plain

懐かしの五味アイコンがイケてるジャケットですね。"Fury Of The Year"に続き、2010年12月2日に無料配信されたのがこの"Recito"です。キーボードと鈴の音に導かれる池谷さん&鳥居さんのアルペジオが実に沁みる1曲。ある意味、このテイストの方向性もアリなんだということを宣言したという意味でも、この曲の存在は大きかったと思います。

ツインギターの絡み方、堅実ながらもダイナミックなリズム隊、奈部川さんの日本語詞、そしてついに持ち場を見つけたかのようなキーボード。そういった、今では当たり前になっているかもしれないATATAというバンドの個性をしっかり叩き込めている1曲だと思いますし、個人的には未だにこの曲が最も好きな曲だったりします。 

帰ろう、午後9時のクラクションはサイレン 手の鳴る方へ

帰れない、寄り道は家路をまた惑わすから

 歌詞も本当に美しいと思います。如何にATATAの音楽が僕らの生活に近いところにあるかということを改めて感じます。

 


recito / ATATA - YouTube

 

投票がまだの方はこちらからお願いします!TwitterFacebookのアカウントで投票できますゆえ!


ONE OK ROCK plus Support Act "35xxxv" JAPAN TOUR「ATATA」